地元の祭り参加者は少数 「学生時代のヤンキーが仕切っているので…」の声も

各地で祭りが開かれているが、地元の祭りに参加している人は少ない。なぜ地元の祭りに、参加しなくなるのか?

2019/07/11 10:40



■上京して帰郷できない

都会では、近所付き合いも少なくなる。祭りがあるかさえも、わからない人もいるのだ。

「今、住んでいるところには祭りがあるかどうかはよくわからない。ご近所付き合いもほとんどないようなところだから、祭りがあっても協力するようなことはないかな」(20代・男性)


地方から上京してきた人の中には、地元の祭りが恋しい人もいるだろう。しかし、わざわざ帰郷するのは難しいという。

「地元の祭りはかなり本格的で気合いが入っていたけれど、上京してからはまったく行っていない。平日に開催されたら行けないし、事前の練習とかにも参加できないから。祭りはずっとその町に住み続けている人が守るものだと、ひしひしと感じる」(30代・男性)


関連記事:栃木県足利市の奇妙な祭り『悪口まつり』がスゴい バカヤローと連呼して年を越す

■学生時代のヤンキーが仕切っているので嫌

祭りの参加者には、ヤンキーが多いので苦手だという人も。

「祭りとヤンキーの親和性が高いのは、どこの地域でも同じだと思う。僕は今で言うところのスクールカースト底辺だったので、そんなヤンキーだらけの祭りとは相性が悪くて。


今でも地元に住んでいるけれど、祭りのときにだんじりと出くわしたら遠回りするくらい。当時ヤンキーだった同級生が祭りを引っ張っていると思うと、嫌な気持ちしかない」(40代・男性)


祭りを存続させるには、参加しやすい環境も重要になりそうだ。

・合わせて読みたい→宮川大輔、『イッテQ』の人気企画再開を報告 「待ってました!」「一番好き」

(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年5月17日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の男女1,721名(有効回答数)
地元自治体地域祭り調査
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング