海のギャング・ハモ漁を体験! 怖い顔だけど天ぷらが美味しすぎた
料亭などで出されるちょっと高級な「ハモ」。そんなハモ漁を体験すべく、しらべぇ取材班は漁船に乗り込んできたぞ!
■昼でも釣れるのか?
出航してから約30分、波もおだやかな海を進む中、ついに漁師さんが動いた。目的地点に到着すると、慣れた手つきで網を海中に。
その手際の良さに感心していると、あっという間に大きな網が海の中に広げられ準備完了。網は15m近く潜るそうだ。
網を引っ張り続け30分ほど。いよいよ網を船上に引き上げるタイミングに! 大きな網を袋状に引き上げて網を広げると…
「ドバァーー!!」エビにくらげに魚に、大量の海の幸が落ちてきた。
こ、こんなに沢山釣れるのか…とはじめての漁船に興奮する記者。と、そのとき、ひときわ大きい魚が。そう、1キロ級のハモが出てきたのである!
これがハモ…!
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■奇跡おこる!
フタを開けるとなんと1kg級のものを含め5匹という結果! 日中はゼロの可能性もあるということを考えると、快挙であった。
はさみでハモの首を挟んで移動。慣れないと怖いものだ。それにしてもでかい!
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■海のギャング・ハモ
はじめて見るハモの顔に驚愕する記者。キバが多いとは聞いていたが、これほど気の強そうな顔をしているとは。ハモという名は「食む」が語源という説も。まさにこのキバを見て、そう思われたのかもしれない。
ハモ釣りに必要なのはいったいどんなことなのか。漁師一筋36年の村上稔さん(写真左)によると、大切なのは潮の流れや、時間を見て網をあげるタイミング。その感覚は漁師によって違うため、当たったときは嬉しいものだそう。
やはりカンと経験がモノをいう職人技なのだ。
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■食べてみた
今回の漁で獲れたハモは、くら寿司で食べられるということで、後日、くら寿司にも行ってみた。『はも天寿司』は200円と、高級魚にも関わらず意外にもリーズナブル。
これが、あの凶暴な顔をしたハモかぁー…と、ちょっと不思議な感覚を覚えつつも、塩をまぶして一口。
あのキバからは想像もつかない、フワフワな食感。サイズも1キロ級のなので脂が乗っていて満足感もある。
こちらは7月19日から25日まで限定メニュー。どのような過程で目の前に出されるのか、思いを馳せながら食べるのも面白いかも。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)