足立佳奈、10代最後の恋愛ソング『ひとりよがり』で見せた最大級の切なさ
シンガーソングライター・足立佳奈が6thシングル「ひとりよがり」に込めた思いを聞いた。
■テーマは「夏の切ないラブソング」
━━今回も「ウタコク」に引き続き、『今日、好きになりました。夏休み編』(AbemaTV)のテーマソングに選ばれましたね! 率直な感想は?
足立:もう、「ありがとうございます!!」って感謝の気持ちでいっぱいです。すでにリリースが楽しみ…!
━━おお、これは力作の予感! 楽曲のテーマはどういったものでしょうか?
足立:「夏の切ないラブソング」というテーマでして。今回は男の子目線の曲を書いてみたかったので、主人公は男の子にしました。それも、女の子にすっごく恋をしている子をイメージして。
場所は真夏の海辺……そして夕暮れ時。周りで夏祭りとかが開かれている感じかな。女の子はちょっと高値の花みたいな設定で、髪を上げてて、前髪の触覚がちょっと揺れてて…
━━女の子の設定が詳細ですね(笑)。
足立:確かに(笑)。でも男の子もちゃんと設定がありますよ! 坊主の伸びきった感じ髪型の田舎の子っぽい感じで…あ、それしかなかった…。
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■歌を作って告白も
━━この楽曲は、歌詞やメロディから情景をイメージしやすいように感じました。
足立:男の子は女の子のことがただただ好き…でも簡単に好きって言えない。しかも、この夏が終わったら二度と会えない存在になってしまうことをなんとなくわかってたんです。そして最後にはやっぱり行ってしまうっていう…。
一番は彼女と一緒に過ごした日々を描いてて、二番の「また明日って その笑顔 君の優しさ ずるいよ」って歌詞のところで女の子はいなくなっちゃうんですよ。
だから二番のサビ「サヨナラも言えないで 最後の花火」っていうのは、最後の花火を自分一人で見ていて、側にいない彼女に向けて心で思っている言葉なんです。
じつは、今回が初めての「男性視点の恋愛ソング」なんだそう。自身の恋愛経験を参考にして臨んだのかと思いきや、主人公とは真逆の性格であった。
足立:私は結構「好き」って言っちゃうタイプなので、主人公みたいに言えないことはなくて…ガツガツ系なのかな?(笑)。相手に対して歌を作ってしまうんですよ、それで告白する。
だからか、失敗することが多くて「怖い」とか「重い」って言われちゃうんです(笑)。