不登校ユーチューバー、宮台真司氏に「学校に行かないとダメ」か質問
不登校ユーチューバー・ゆたぼん君が社会学者・宮台真司氏に「学校に行くべきか」尋ねた結果…
■東大卒の宮台氏も不登校?
講演会終了後、ゆたぼん君は宮台氏と一対一でお話。すると、宮台氏は「学校なんて行かなくていいんだよ」と話し、自身の過去を明かす。「御三家」麻布中学・高校を経て東京大学に入学した宮台氏だが、当時は学生闘争が盛んで、高校2~3年および大学1~2年生の頃は、学校にほとんど通っていなかったと言うのだ。
しかし、授業を出ていなかったからと言って頭が悪くなったワケではなく、反対に授業に出ても頭が悪くなった人もいると説明。ゆたぼん君はその言葉を、「うん……」と静かに聞き、うなずいていた。
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■不登校経験者は2割
宮台氏の場合、時代背景が大きく影響しているため、「不登校」と言っていいのかは非常に疑問だが、それでも「学校にほとんど行っていなかった」という意味では、ゆたぼん君と同じだろう。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,721名を対象に調査したところ、「学生時代に不登校だったことがある」と答えた人は、全体の17.8%。なお、男性16.7%、女性18.8%と、女性のほうがやや割合が高いものの、男女間で大きな差は見られなかった。
ネット上で「幼稚園卒」と心ない誹謗中傷を受けたこともあり、動画でもアンチに対して敏感に反応している印象のゆたぼん君。
宮台氏の話を聞く際の「うん」という相槌も、心なしか辛そうな雰囲気が出ており、ここまでくるともはや「学校に通ったほうがよっぽど辛くないのでは……」と思ってしまうところだが、今後も茨の道を歩むのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・倉本薫子)
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)