宮城県の高校で3年間に渡るいじめが発覚 学校・教委のずさん過ぎる対応も

宮城県内の高校で長期に渡る酷いいじめの実態が明らかに…

2019/08/25 10:30


■SNS上のいじめも

2年生になると、SNS上のいじめや仲間外れもはじまった。修学旅行でも陰湿ないじめが行われ、こういった状況を複数の教師に相談したが、何ら解決しなかったという。このような事態を被害生徒は、心配を掛けたくないという想いから、保護者には相談していなかった。

被害生徒は、いじめ防止対策推進法第25条にある懲戒を、加害生徒に行ってほしいと要望したが、教師は「そんなことは書かれていない。書かれているものをもって来い」という対応を取っていたという。


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■本人も限界感じる

3年生になっても酷いいじめが続いていたため、被害生徒は保護者にこの件を打ち明けた。驚いた保護者は、5月20日朝一番で、教頭に連絡。教頭は「分かりました。任せてください」と言ったという。

しかし、このような重大事案が発生しているにも関わらず、この件を3年の初めまで、教育委員会へ報告を行っていなかった。

この時から宮城県教育委員会も認知したにも関わらず、その後不適切な対応が続き、被害生徒は欠席をするようになったり、本人が希望していないのに、別教室で一人で授業を受けさせられる状態が続いているという。

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■第三者委員会の設置を要望したが
イジメストレス宮城県文部科学省
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