宮城県の高校で3年間に渡るいじめが発覚 学校・教委のずさん過ぎる対応も
宮城県内の高校で長期に渡る酷いいじめの実態が明らかに…
■第三者委員会の設置を要望したが
保護者は、こういった事態を解決するために、第三者委員会の設置を要求しているが、学校も教育委員会もそれに応じていない。保護者は、人権侵害の調査を希望し、人権擁護局への相談も行っている。
そして、保護者はPTAの役員もやっているが「とにかく教頭が話にならない。校長もほとんど対応しない」と憤る。今後の進路について、大学への推薦を希望しても、快い返事が得られないという。
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■大事な法律を…
学校、そして教育委員会に取材を行うと、指導主事がいじめ防止対策推進法を完全に理解していない。教頭にいたっては、全く理解していない。このような状態が、いじめを解決できない要因になっている。
被害生徒は、命を絶つ危機に陥った。宮城県ではいじめによる自殺が何度も起きている。危機感なく、いじめを解決できずにいる学校・教育委員会の責任は極めて重いと言わざるを得ない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)