『あなたの番です』 スタッフのミス公開で、新考察が生まれる
大きな話題を呼んだドラマ『あなたの番です』。最終話放送後も考察の声は止まず…。
緻密な伏線や数々のミスリードが注目され、話題を呼んだ4月・7月期ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)。8日に最終話が放送されたが、番組終了後も新たな考察が次々と生まれているようだ。
■「伏線」と思いきや…
同ドラマは都内のマンションを舞台とし、「交換殺人ゲーム」が行われるミステリードラマ。ネット上では黒幕を巡る考察が多数生み出され、各話の放送終了後は多くの視聴者が議論を重ねていた。
伏線とは作中で消化されるケースもあれば、回収されずに視聴者の想像力に委ねられるタイプのものも。10日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)では、多くの視聴者の頭を悩ませていた描写が「スタッフのミス」であったことが判明して話題を呼んでいる。
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■真相は謎のまま
同ドラマのオープニング映像ではマンション住人の顔写真が登場し、一部の人物には赤マルがつけられるという演出が。
しかし第10話のオープニングでは女優・木村多江の演じる榎本早苗の写真から赤マルがなくなり、「嘘がバレた人から赤マルがなくなったのでは?」など様々な考察が生まれた。
結局作中では真意が判明しなかった小ネタの1つだが、『ZIP!』に登場した田中圭から「ただのスタッフのミスです」という驚愕のネタばらしが行われている。
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■トレンド入りまで
田中の放った一言はネット上に大きな衝撃を与え、同日正午には「スタッフのミス」がツイッターにてトレンド入りを果たした。視聴者は驚きを隠せないようで…
「めちゃくちゃ意味深な設定かと思ったら、ただのミスで力抜けた…」
「このネタばらしは最終回のオチより衝撃的かもしれん」
「この他にも『視聴者は伏線と思ってたけど、ただのミスでした』パターンがあると思うと、気になってしまう」
といった声が多数上がっていた。中には「ミスだとしても赤マルついてないパターンを作ってたということは、もともと何か意味があったのでは?」など、深読みする人も少なくないようだ。
名ドラマとは、放送終了後も長きに渡って語られ続けるもの。『あなたの番です』も既に往年の名作と肩を並べ始めているのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)