星野源も関係? 謎多きタワシおじさんが「タワシを散歩させる」意義明かす
『家、ついて行ってイイですか?』で謎のタワシおじさんの自宅を尋ねると、星野源との意外な関係が明かされた…
繁華街では、個性的なファッション、キャラクターの一般人を目にすることも多い。タワシおじさんは、渋谷や新宿といった都心の街で、帽子や角をつけたタワシを散歩させる名物おじさんのひとりだ。
11日放送『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)では、そんなタワシおじさんの自宅に密着。ゲスト出演していた俳優・アーティストの星野源と野意外な関係が明かされた。
■新宿で出会う
終電を逃した人に「自宅までのタクシー代を払う」代わりに、自宅までついて行き、その人の人生を語ってもらうのが同番組の主旨。この日は、新宿で出会ったタワシおじさんに密着取材を交渉する展開に。
新所沢駅で外国人が白菜を散歩させる姿を見て、自身もとうもろこしやサンダルを散歩させはじめる。その後、現在のタワシにたどり着いた。これがタワシおじさん誕生のきっかけだ。
なぜ、タワシを引きずるように散歩するのか、「3%は街の掃除。残りはカワイイから」とうそぶくタワシおじさん。「親が寝てるのでイヤです」と最初は自宅取材を嫌がったが、粘り強い交渉に根負け、埼玉県所沢の自宅に向かう。
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■本名、職業は…
タワシおじさんこと「まさひこ」さんは44歳。職業は「タワシのブリーダー」とキャラをぶれさせない。タワシ散歩をはじめて家族や職場仲間からは「辞めなさい」と言われてきたが、現在は「黙認されている」と微笑む。
実家は8LDKの一軒家。自身の部屋や親が就寝中の2階にはカメラは通してもらえなかったものの、タワシを散歩させる「本当の理由」を明かしてくれた。
「タワシを散歩するというワケのわからないものを見たとき、その人が持つ『ペットを散歩させる』という概念をぶっ壊せるかなと。枠を壊せば新しいモノが見えてくる」とその意義を語る。
「変だと思う人は避けるけど、面白いと感じる人は声をかけてくれる。そういう人のほうが一緒にいて楽しい」と、気の合う仲間を探す指標になることも明かした。