『サンモニ』、ラグビーを題材に政権批判 「いいように利用するな」の声も
サンモニが「ラグビー日本代表を都合のいいように利用するな」と炎上
■急速に進む国際化
差別や偏見が、いまだに残る理由はなぜなのか。1991年には当時の外相だった渡辺美智雄氏が、「日本は単一民族」と発言し、記者から指摘を受けた。
下地氏は「歴史学では日本は決して単一民族とは言えないというのが、当然のように言われていて、朝鮮半島や中国からたくさんの人が来ていて、文化交流をしていた」と話す。
そして今や、日本で働く外国人の数は146万463人で過去最多(2018年10月末現在)。今年4月には外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法が施行するなど、日本社会の国際化は急速に進みつつある。
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■「ONE TEAM」は難しい?
今回のラグビー日本代表のスローガンは、「ONE TEAM」。この意味についてリーチマイケル選手は、「同じ目標に向かって一人一人努力すること」と語る。
司会の関口宏は「世界中がONE TEAMになってしまえばいいのにな。そんな簡単なことではないのかもしれないけど」と発言。
これに対して、コメンテーターの松原耕二氏は、「難民の受け入れに消極的で抑圧的。政治と行政の意識が国民に比べて遅れており、日本ではラグビー型の社会は難しい」と吐き捨てた。
しかし視聴者からは、結局は政権批判に落ち着いてしまう構成に対して、「ラグビー日本代表を、番組にいいように利用しないで」といった声も目立っていた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)