張本勲氏、東京五輪マラソン・競歩の札幌開催に怒り 「ふざけんなと思う」
東京五輪のマラソンと競歩が札幌開催となったことに張本勲氏が苦言
3日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が2020年に開催される東京オリンピックのマラソン・競歩を札幌開催とすることを決定したIOC(国際オリンピック委員会)に苦言を呈した。
■IOCに苦言
番組では東京オリンピックのマラソンと競歩競技が札幌開催に変更された話題を紹介。張本勲氏はこの件について、
「スポーツ選手としたらね、ふざけんなと思いますよ。人の国でね、あっちやれ、こっちやれ、といわれたらね『何を言っとるのか』と」
と怒りをにじませる。そのうえで、
「経費の問題をどうするのか。経費ホテル、こんなもんどうしてくれるの。アメリカとね、IOCに請求すればいいんですよ。アメリカのために7月、8月の期間でやるようになったんだから。アメリカの放映権がね、莫大に入るんだからね。この2つに請求したらいいんですよ」
と苦言を呈し、「札幌のファンは喜ぶでしょうけどね、都民はどうするの。色んな問題が生じてきますよ」と問題提起した。
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■斎藤雅樹氏は「切り替えてやるしかない」
一方元読売ジャイアンツ投手で、球界屈指の人格者といわれる斎藤雅樹氏は、
「急に変わって、今まで準備してきた人には大変申し訳ないですけどね、まあ選手はもう切り替えてやるしかないわけですから」
と大人のコメント。張本氏は
「軽井沢だって今年32℃いうのがあったから、1000メートルの頂上で。ですからね、(小池)知事と森(喜朗)先輩が頑張ってくれなきゃ」
と再び苦言を呈した。