還元で話題の「マイナポイント」ってそもそも何? 総務省に聞いてみた
マイナンバーカードを活用して新たに始めるポイント還元事業。どのように使うのか実感がわかない人もいるようだ。
■iPhoneユーザーはどうなる?
セキュリティ面ではIDの登録にマイナンバーではなく、マイナンバーカードを使用する。どこからかマイナンバーが事前に漏れていて、それが悪用されるといったケースはない。
しかしカードを使って登録をするために、ICカードを読み取れる端末が必要となる。公的個人認証サービスに対応しているカードリーダーやスマートフォンが必要となるが、現時点でiPhoneは未対応だ。
「年末には協議を」と話しており、対応する予定はあるそうだ。協議の前段階ではあるが、万が一にもiPhoneで対応しないとなると利用者数にもかなり影響が出そうだ。
関連記事:『スッキリ』で話題の“ペイハラ” しかしネットでは「PayPayしろよ」
■マイナンバーカードの発行には時間がかかる
協議段階のものもあり、全貌こそ現時点でわからないが、マイナンバーカードを使ってIDを作る。そして1つだけの決済手段と連携させる。マイナポイントとして使った(またはチャージした)金額と手段に応じてポイントが与えられることがわかった。
マイナポイントにとにかく重要なのがマイナンバーカードを発行してもらうこと。市区町村へ申請してから実際にマイナンバーカードが交付されるまでには、およそ1ヶ月かかるのだ。
実施時期が近づいてから慌てるよりか、マイナポイントを使う意思があるのであれば今のうちからカードの準備をしておいたほうが良いだろう。
・合わせて読みたい→『スッキリ』で話題の“ペイハラ” しかしネットでは「PayPayしろよ」
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)