韓国の人気寿司店が「韓国式うなぎ店」に変わった悲しい理由
日韓関係の悪化がこんなところにも影響…
■料理スキルの高さがわかる前菜
生海老のヅケも非常に新鮮で、臭みは一切無し。前菜だけでしっかり寿司店で生物の扱いを勉強したことがわかるレベルだ。
前菜を食べていると、席の前に炭が置かれる。どうやらここでうなぎを調理してくれるらしい。
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■店主自ら焼くうなぎ
カットしたうなぎを店主自ら焼き始める。生海老の頭も一緒に焼いてくれるところも、食材を大事にしている感じがして好印象。
皮がカリカリになるまで焼き上げたら、食べてOKになる。ちなみに、吸煙器がしっかりしているため、匂いはほとんど無い。
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■メチャウマな韓国うなぎ
韓国風にシソの葉で包み、ショウガをトッピングして食べると…これはムチャクチャウマい!
スーパーで売っている中国産のウナギなど、身が硬めのウナギならこうして食べたほうが弾力を活かせるため、かば焼きよりも美味しく食べられると感じた。
でも、日本人的にはこんなに調理技術のある人がどうしていきなり寿司店を辞めてしまったのかも正直気になるところ。その理由を聞いてみると…
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■日韓関係の悪化で…
「日韓関係が悪くなってから、色々あって寿司店をやめざるを得なくなったんです。日本には旅行でよく行ったこともあります。寿司は韓国の有名店で修業しました」
と、悲しそうな顔をして語ってくれた。どうやら大手企業の日本料理店は問題無く営業できるものの、個人店だと何やかんやあって業態を変えなけばならなくなった店も少なからずあるようだ。
うなぎは超美味しかったが、せっかく日本を好きになって韓国で寿司を学び、自分で寿司店を開いたのにこうなってしまったことは非常に残念である。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)