タクシーのSOS表示が話題に 「首都圏を中心にタクシー強盗が多発」
タクシーに関するツイートを見ていたから行動できたと感謝の声が…
■強盗防止のために
警察庁によると、タクシーを対象とした強盗事件は首都圏を中心に多発しているという。2015年のタクシー強盗認知件数は、97件。2005年は、196件だった。
全国ハイヤー・タクシー連合会は、取材に「タクシー事業者は、運転者に防犯マニュアルを携行させるほか、施設面では、防犯仕切板(防犯ガラス)及び緊急通報システム等を設置している」とし、「さらに、警察から防犯責任者等に対する指導及び防犯訓練等の指導を受けている」と話す。
関連記事:回転寿司レーンに赤ちゃんがトンデモ行為 見て見ぬふりの両親にSNS大炎上
■必要最小限の現金所持
全国のタクシー・ハイヤー連合会所属の16万7,057台のうち、2019年3月末現在何らかの防犯仕切板を設置している割合が68.6%。車内の防犯カメラ設置率が84.7%で、車外防犯灯設置率が88.1%となっている。
新規採用者に対する防犯訓練指導、乗客に対する声かけの励行、必要最小限度の現金の所持などが、タクシー犯罪抑止につながっているという。
・合わせて読みたい→タクシーに週1回以上は乗る? 収入別で見るとわかりやすい結果に
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)