『悪魔の弁護人』津田寛治インタビュー 「予想以上で鳥肌立った」
『悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~』に出演する津田寛治のインタビューが届いた。
東海テレビ・フジテレビ系の「オトナの土ドラ」枠にて、現在放送中の連続ドラマ『悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~』。
勝つためなら手段を選ばない“悪魔の弁護人”御子柴礼司(要潤)が、元少年Aという過去を背負いながら、罪の償いとは何かを問うヒューマン法廷ミステリーだ。
しらべぇでは今回、御子柴と対峙する検事、岬恭平役を演じた津田寛治のインタビューをお届けする。
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■相当やりがいのある仕事
―――本作の台本を読んだとき、どのような感想を持たれましたか?
津田:「これは本当に法廷ものなのかな?」と思うぐらいスピーディーな展開が脚本の随所にあり、とてつもなく上質なエンターテイメントだなと思いました。でも、セリフの量に震えましたね。
セリフの字数の問題より内容が。濃い長台詞がたくさんあったので1つやるのでも相当カロリー使う感じのものが当たり前のようにボンボンあったし、岬の吐くセリフが何層にもなっているというか複雑で。
これをちゃんとお客さまに届けつつ、岬という人間を表しながら言っていくというのは相当やりがいがある仕事だなと思いました。
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■“やっつける”より“諭す”イメージ
―――岬という役についてはいかがですか?
津田:御子柴より自分のほうが上だと思っていて、御子柴を“やっつける”というより“諭す”というイメージ。「御子柴をちゃんとした弁護士に俺が育ててやる」という思いでいて、ちょっと道を外している奴(御子柴)を、ぐっと法の秩序に引き戻すような「更生させてあげるんだ」という思いが大事だなという気がしましたね。
(第1話での)岬の登場シーンなんか裁判所のテミス像、法の象徴ですよ、あれ。それにもたれかかっていましたからね。それで、クッと上を見たら天秤が揺れていて、ちょっともたれかかり過ぎたなと思いましたけど(笑)。