司法の判断に疑問を持ったことがある? 凶悪犯罪者への判決に怒りの声も
疑問の声も多い司法の判断 どう思うか聞いてみると…
■疑問視する人の声は?
司法に疑問を持っているという話すのは40代のAさん。
「基本的に犯罪者に甘い。人を殺した数で刑罰を決めるのは、違和感がある。たとえば極めて残虐で非道な殺人事件でも、初犯だったり人数が1人だったりした場合、無期懲役。被害者や遺族の気持ちを考えたらやりきれない。
裁判員裁判を導入しながら、二審で裁判官が覆してしまうこともしょっちゅう。なんのための、誰のための裁判なのか。もう少し考えてほしい」
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■適切との声も
一方、疑問を持っていないのは30代のKさんだ。
「司法が感情で決めてはいけない。客観的な証拠と法律を照らし合わせながら、適切な刑罰を決めていく方式でなければならないと思う。現在の体制が、そこまでおかしいとは思いません」
様々な声が意見があるが、本調査で司法の判断に疑問を持ったことがある人が、少なからず存在することは事実。本当に現在の在り方でいいのか、議論する必要があるのかも。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女1,733名 (有効回答数)