「本をめったに読まない…」 読書離れは若者だけではない衝撃
スマホやインターネットの普及により、読書離れが加速しているという。とくに、若者に多いと言われているが…
■ビジネス書ばかり読んでいる
本は読むが、ジャンルが偏っているとの意見もある。
「僕はかなり本を読むほうだと自負しているけれど、基本的にはビジネス書ばかり。仕事に対してのヒントやアイデアを本から得るのが好き。一方で小説とかにはまったく興味がないので、文学的なものを吸収しているとは言いがたい」（30代・男性）
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■「若者の読書離れ」ではなく
今回の調査では、年代による大きな差はみられない。「若者の読書離れ」と言われているが、本から遠ざかっているのは高齢者も同じなのだ。
「私は子供の頃から、本を読む習慣がない。図書室なんて縁がないものだと思っていたし、たまに小説とか読もうと買ってみても途中で放置するのが常だった」（40代・女性）
年を重ねてから、本が読みにくくなっている人もいる。
「昔は本を読むのが好きだったんだけれど、目が悪くなってきてから細かい文字を読むのが億劫になってきた。本を読みたい気持ちはあるけれど、目がついていかない」（50代・男性）
若者だけでなく、幅広い層に本を読まない人は一定数いる。彼らが本に興味を持つ日は、訪れるのだろうか。
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（文／しらべぇ編集部・ニャック）
対象：全国10代～60代の男女1,733名（有効回答数）
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