コスパ最悪『いきなりステーキ』が食べ放題を開始するも高すぎてドン引きの声多数
いきなりステーキの食べ放題、コスパが悪いとネットで不評
■他店と比べても…
また、他店と比較してもすぐにコスパが悪いのがわかる。たとえば新宿と中野にある『ガッツ・グリル』では、税込4,000円でステーキやハンバーグだけでなく、タコスやアイスも食べ放題。しかも飲み放題付きで、席も普通である。
ステーキでなく焼肉食べ放題なら牛角でも2980円から食べ放題はしているし、3680円以上のコースなら肩ロースのステーキやカルビステーキまで食べられるし、時間も90分(ラストオーダー70分)。
競合のステーキガストも実施日は限られているが、カットステーキ食べ放題を2,199円90分で実施しており、そちらはサラダバーやカレーも食べ放題。
もちろんほかにもコスパの良い食べ放題は山ほどあるし、あまりお得でない価格のワイルドステーキ食べ放題という発想自体が陳腐と言わざるを得ない。
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■自慢の肉になぜしない?
食べ放題を実施するにしても、いきなりステーキ創業当時は「この肉がこんな安く食べられるのか!」と感動したリブロースや、一瀬社長がYoutubeで見事な焼きを披露し、50万回近く再生されたヒレ、比較的少ないグラムで厚切りを楽しめるサーロインなど、素晴らしい肉質を誇るいきなりステーキ自慢の肉になぜしないのだろうか?
それら3種食べ放題で5,000円ぐらいならまだ理解できるし、利益になりづらくても高い肉の美味しさに気づいた客が次回からそれらを頼んでくれるかもしれない。
何より美味しいことは明らかなので良い評価のコメントも付きやすく、客足が戻るきっかけになるかもしれない。
経営が悪化しているからといって謎のお手紙でお涙頂戴したり目先の利益を求めすぎて安い肉で客単価を上げるようなことをせず、創業当時のお得ないきなりステーキに戻ってほしいと心から願う。
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(文/しらべぇ編集部・熊田熊男)