ビートたけし、大相撲初場所の大荒れに戸惑い 「誰もいなくなっちゃったね…」
ビートたけしが初場所について「誰もいなくなっちゃったね…」とコメント。視聴者は大相撲の仕組みに戸惑いを見せた。
26日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしが出演。横綱が2人とも欠場し、優勝争いをしているのが前頭四枚目・正代と前頭十七枚目・徳勝龍となっている。
前頭十七枚目は、幕内の中でも一番下の番付で幕尻とも呼ばれるようだ。番組放送日には正代と徳勝龍の1位争い対決が行われ、徳勝龍が勝利し、優勝に一歩近づいた。
■「誰もいなくなっちゃったね…」
大相撲の話題になるとたけしは「誰もいなくなっちゃったね…もう誰が誰なんだか」とあきれ顔をすると、安住紳一郎アナは「そして誰もいなくなった…」とスタジオの笑いを誘った。
安住アナは「幕尻が優勝すると貴闘力以来20年ぶりだそうです」と話すと「はぁ」といいながらたけしは頷いた。続けて「西の幕尻が優勝となると国技館は盛り上がりそうですね」と安住アナが予想すると「いやぁすごいね」とたけしも同意した。
千秋楽は大関同士の対戦になることが多いが、徳勝龍の優勝がかかっていることから貴景勝対徳勝龍が結びになる。平幕力士が結びの試合になることは48年ぶりであると安住アナが紹介。
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■来場所も大荒れ?
既に負け越しが決まった現大関の豪栄道が関脇に陥落する。
大相撲では、東と西に大関、関脇、小結が揃っていなければならないため、来場所は現在の西横綱・鶴竜が「横綱大関」という異例の肩書を持つと説明を受けたたけしは「あら~なんだかよくわからないね。こりゃ」と呆れ顔に。
たけしの呆れ顔を見た安住アナは「次長課長のようなものです」「社長兼副社長のような…」とボケてたけしの笑いを誘った。ちなみに、横綱大関の肩書は38年ぶりに出てきたものであるようだ。
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■相撲は複雑?
横綱大関という異例の肩書が出てくると紹介されると視聴者は、「大相撲…複雑だ…」「誰かを大関に上げるとかはしないんだろうか」と戸惑いの声が多くみられた。
一方で、安住アナのボケに対し「『次長課長のようなものです』じゃないよ」「安住アナウンサー今日めっちゃボケるじゃん」と突っ込みをいれる人も。
初場所は荒れるとよく言うが、数十年に一回レベルの出来事が一気に舞い込んでいる2020年初場所。20年ぶりの幕尻優勝がみられるのだろうか。非常に楽しみだ。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)