1分も入りたくない銭湯で常連客が激昂　店側の方針に疑問が募る

銭湯で経験したトラブルをめぐり、ネット上で話題となっている。

2020/02/03 07:15

今年は暖冬といわれるものの、冬は冬。風が強い日などは、冬の寒さの厳しさが特に身に染みてくる。

『Yahoo! 知恵袋』では、寒い日に頼れる存在であるはずの銭湯に関するトピックが注目を集めている。

話題のトピックの投稿主は、職場に向かう途中にある銭湯について相談を寄せている。どうやらその銭湯はお湯があり得ないくらい熱いようで、「すごくつらい思いをして湯船に浸かると、全身が真っ赤になります」「1分も入っていられません」とその壮絶さを表現していた。

若い客が水を足したら、常連風の年配客に叱られる瞬間も目撃したという。

「もう少し温度を下げるとか、温度の低い湯船を設けるとかすれば客がたくさん訪れると思う」「それより一部の年配の常連の熱湯マニアのために営業をしていきたいのでしょうか？」など疑問を綴っている投稿主。

同トピックには、「歳をとると熱さに鈍感になるからね。店に言うべきだと思う」といった指摘の声が多数寄せられており、中には「いきなり水で薄めるのもマナー違反だよね…」などの声も見られた。

仲良くなると頼りになる存在の常連客だが、作法を知らないうちはマウントをとってくるなど厄介なケースも少なくない。しらべぇ編集部が以前、全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ「店などの常連客から不快な対応をされたことがある」と回答した人は全体の24.9%と判明している。

店側にとって譲れないルールもあるだろうが、それでも最低限の交渉はしてみるべきかもしれない。

（文／しらべぇ編集部・秋山はじめ）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2019年5月17日～2019年5月22日
対象：全国10代～60代の男女1721名（有効回答数）