首相官邸が発表 「市販マスクの感染予防効果」にネット愕然
マスクの品薄状態が続き、日本国内でも不安の色が濃くなっている新型コロナウイルス。首相官邸が公表した予防策に注目が集まっている
■マスクの「予防効果」は…
しかし、咳など出ていない人が予防目的で着用することについては「予防⽤にマスクを着⽤することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着⽤することによる効果はあまり認められていません」と明記されていた。
つまり、満員電車などの極度に混雑した状況を除いては、感染予防にはそれほど効果は発揮されず、マスクが手に入らないからといって、必要以上に不安になる必要もないということである。
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■マスク買い溜めよりすべきこと
首相官邸の発表を受けて、インターネット上では「熱心なマスクファンを否定する一撃が首相官邸から出ました」「あの首相官邸でさえマスクの予防効果には懐疑的」など、衝撃が広がっている。
一方で、「皆さん、マスクを探しまくるくらいなら、不要な外出を避けたほうがいいですよ」と呼びかける声も。また、「咳をしている人」については「必ずマスクを付けて」と憤る声も上がっている。
必要以上に怯えてむやみやたらに感染予防グッズを買い漁るのではなく、様々な情報に耳を傾け、「本当にマスクが必要な人にマスクが行き渡らない」という状況にならないよう、くれぐれも注意してほしい。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)