「アルコール消毒は効果なし?」 厚労省が新型コロナに関する誤情報を指摘
厚労省が公式ツイッターより、新型コロナウイルスに関する誤情報を訂正している。
情報社会の現代では、様々な情報を容易に入手することができる。しかしその一方で、誤った情報が多量に発信されてしまった場合、世間にデマが蔓延してしまうと弱点があることも忘れてはならない。
■これまでに飛び交った情報
感染予防に関する「マスクの重要性」をめぐっての議論が続き、各地でマスクの買い占めが起こるなどの問題も生じている。こういった予防に関する情報は緊急性が高いため、真偽のほどは二の次として素早く拡散されてしまう。
6日午前、厚生労働省公式ツイッターは、ネット上に流布されている誤情報の訂正を行なった。
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■消毒の是非
厚労省は「ご注意ください!」と注意喚起の一文を添え、「新型コロナウイルス予防にアルコール消毒は効果がないという情報が広がっていますが、これは誤った情報です」と発信。
続けて「厚生労働省では、咳エチケットや手洗い、うがいなどと並んで『アルコール消毒』を行なって頂くよう、国民の皆さまにお願いしています」と綴り、省としての見解を説明している。
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■厚労省のツイート
【間違った #咳エチケット をしていませんか?】
咳やくしゃみをするときに、素手でおさえたり、何もしないで、咳やくしゃみをしていませんか? pic.twitter.com/eFjqvT7cOU— 厚生労働省 (@MHLWitter) February 4, 2020
今回のツイートにも登場した「咳エチケット」など、厚労省ではウイルス感染の予防に関する情報を多数発信している。ネット上には予防に関する情報が多数確認できるが、厚労省公式アカウントからの情報が最も精度が高いはず。
更新を小まめに確認しておいたほうが良いだろう。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)