産後ママが“キャベツ枕”を信じてしまう原因に共感の声 「そういうことね」
発熱時は、キャベツを頭に被ると熱冷ましの効果があると一時期話題に。しかし医師の見解では全くのデマだそう。
■なぜ全国のお母さんは信じてしまうのか
昔と違って現代はインターネットやSNSが発達しているため、多種多少な情報が手に入りやすくなっているのは事実。しかしそれを考慮したとしても、「キャベツ枕」はあまりに荒唐無稽な方法ではないだろうか。
じつは妊娠期間から産後数ヶ月にかけ、女性の体は非常にデリケートな状態になっている。慣れない子育てに追われ心身が疲弊し切っている他、脳が数パーセント萎縮する「マミーブレイン」によって正常な判断が難しい状態にあるというのだ。
そのためネット上では、「産後のお母さんほど、こういった情報を信じてしまうのではないか」といった懸念の声が多数上がっている。
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■被害を軽減するには…
「何があっても我が子を守らねば」という強い意思と、ベストコンディションとはいえない状態が交われば、「キャベツ枕」という効果が疑わしい療法に縋りつきたくなるものかもしれない。
ネット上では「夫が育児に非協力的だったりすると、産後のお母さんの孤独感が高まって危険だと思う」「そういうことか。産後や乳幼児の育児中って、まともに寝てないから正常な判断ができないんだよね…」「助産師さんの中にもこういう民間療法を信じてる人がいるから、プロからそういう話を聞かされるのも良くない」といった声が多数上がっていた。
子を想う母の気持ちは何よりも強いもの。その想いが空回りせぬよう、周囲の惜しみない協力が不可欠となってくるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)