「低気圧だと具合が悪くなる」 若い女性は特に気圧の変化に体調が左右される?
古傷が傷んだり頭痛になったりと、人によって症状は様々だ。
低気圧とは気圧が低くなっている状態を言い、低気圧圏内では上昇気流があるため雲ができ雨や雪が降りやすいそうだ。台風や天気が悪い低気圧の日は、なぜか決まって体の具合が悪くなるという人もいるのではないだろうか。
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■3割が低気圧で体調が…
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,733名を対象に調査したところ、全体の32.1%が「低気圧だと体調が悪くなる」と回答した。
なお、男性24.0%、女性39.2%と、女性のほうが低気圧の影響を受けてしまう人が多いことが判明。
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■若年層女性は特に
また、この調査結果を男女年代別で見ていくと…
低気圧で体調に変化が見られるのは10~30代の女性の割合が突出して高く、30代48.7%、10代47.5%、20代44.0%であった。女性は若年層と高齢層の割合に10ポイント以上差がある結果に。
男性も若年層の割合が高いが、同年代の女性と比べると15ポイントほど差が開いているのが特徴的だ。
低気圧による不調の原因の一つに、「自律神経の乱れ」があげられている。自立神経は不規則な生活やストレスで乱れてしまうことも多いそう。若年層は夜ふかしをすることも多いため、気圧の変化の影響を受けやすいのかもしれない。
また、女性はホルモンバランスの関係で頭痛持ちの人もいるため、低気圧がそうした症状と重なって不調が強く感じられるのだろうか。
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■対策や体質改善も
低気圧による不調は人により違った症状がでることも多いようだ。なかには対策をしているという人も。
「天気が悪くなる前日はめまいや頭痛がひどい。耳を温めると良いと聞いて手で温めるようにしている」
「低気圧で気分が落ち込んだりぜんそくの症状がでたりします。気圧を予報してくれるアプリを使って事前に知って備えています」
規則正しい生活や、ストレスを溜めず栄養をきちんととることで、気圧に左右されない健康な身体をつくっていきたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1733名 (有効回答数)