大根おろしが辛いのは「抵抗しているから」 チコちゃんの回答に困惑の声
『チコちゃんに叱られる』で大根おろしが辛い理由を紹介。チコちゃんの回答に困惑の声相次ぐ。
14日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「大根おろしの辛さってなに」が話題となっている。大根おろしは冬に辛くなるイメージがあるが、どういった理由で辛くなるのかチコちゃんが教えてくれた。
■「大根なりの最後の抵抗」
チコちゃんの気になる回答は「大根なりの最後の抵抗」という。大根は、ただ切られただけでは辛くはならない。つま大根おろしのように細かく刻むことで辛味成分が強くなる。
大根には 「イソチオシアネート」と呼ばれる成分が含まれている。イソチオシアネートは、すりおろした時のみ発生するのだという。すりおろしが連続されればされるほど辛くなるようだ。
大根には 「グルコシノレート」と「ミロシナーゼ」という成分が別々の細胞に存在しており、すりおろされる際にこの2つが融合することで、 イソチオシアネートが生まれる。
すり潰されて辛味成分が発生するのは、動物から食べられること防ぐためだと紹介した。
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■困惑の声
チコちゃんの「大根なりの最後の抵抗」という意味不明な回答に、「一体どういうことなんだ?」「大根の最後の抵抗…?」と困惑する声が相次いだ。
しかし、解説を聞いた視聴者は、「なるほど。食べられないために抵抗するのか」「すり潰されるのがトリガーで辛くなるのかぁ」と納得するコメントが多くみられた。
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■男子より女子のほうが辛いものが好き?
大根の辛さをはじめ、キムチやわさび、からしなど様々な種類のものがあるがどれもやみつきになってしまうものが多い。好き嫌いがはっきりしやすい味覚だが、どの程度の人から好かれているのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,357名を対象に、調査したところどの年代も3割~4割の人が「辛いものが好き」と回答した。中でも20代、30代は女性の方が辛い好きなようだ。アジア系のスパイシーな料理が若い人に人気なのも影響しているのだろうか。
確かに、説明をされると大根のツマは辛くないが、おろすことで辛くなることについて気づかなかった。普段は考えたことのないようなテーマに切り込むチコちゃんにこれからも期待したい。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)
対象:全国20代~60代の男女1357名 (有効回答数)