賀来賢人、恋人役の山本舞香に太鼓判　「放送後に話題になる」

ドラマ『死にたい夜にかぎって』（MBS・TBSほか）の特別取材会が行われ、主演の賀来賢人、ヒロイン役を演じた山本舞香が参加した。

2020/02/23 12:00

お互いに自身のことを「愚痴っぽい」と話す賀来と山本。山本が愚痴をこぼすと、賀来が「わかる」と相槌をうつ。こんなやり取りが定番になっているそうだ。

賀来：舞香ちゃんとよく話しますよ。すごく集中して現場に来てくれるし、サバサバしていて、俳優さんみたいな感じ。お芝居の話もプライベートの話ももちろんするし、最近の若い世代の役者の話も聞きます。すごく面白いです。

山本：最初は怖い人なのかなって思ってました。衣装を着てメガネをかけているときは浩史なので、「よしよしよし」って頭をなでたくなるんですけど、メガネをとるとやっぱり賀来賢人さんなので、「あっ、お疲れ様です」って。頭はなでられないです（笑）。

賀来に対する山本の印象は「怖い人」になってしまっているようだが、今回は恋人役。賀来としても、山本との距離感に変化はあったのだろうか。

賀来：役ともすごく真摯に向き合ってくれて、アスカは舞香ちゃんにハマり役だと思います。放送後に話題になると思う。

シーンごとに空気を自分で作ってくれるし、芝居が噛み合わなかったら役者同士で話すものだけど、（噛み合わなかったことが）ないよね？

山本：うん、今のところは。

賀来：今のところはね（笑）。舞香ちゃんはすごくいいものを持ってると思います。

ドラマのタイトルにちなみ、記者から「死にたくなるような夜はありますか？」と問われると、「生きることにものすごく執着してるんで、死にたくなったことはないです」と言い切った賀来。

一方で、山本は「ツラくなるときは全然ありますよ」と笑う。そして「生きていたら苦しいこともあるけど、楽しいこともある。私が死んで一番悲しむのは大好きな家族だから」と神妙な面持ちで語るとすぐ、照れを隠すように「死ぬなら一瞬で死にたい」と記者たちの笑いを誘う。

不器用と言ってしまうと怒られるかもしれないが、彼女にはそんなかわいらしさがあるのだ。

山本に「そういう話じゃないんだよ」と、優しくツッコミを入れていた賀来も同じように感じているのはないか。そんな風に思う取材だった。

MBS /TBSドラマイズム『死にたい夜にかぎって』

MBS 2020年2月23日（日）スタート毎週日曜 24:50～／TBS 2020年2月25日（火）スタート毎週火曜 25:28～

TBS放送終了後、TSUTAYAプレミアムにて見放題独占配信、TVer・MBS動画イズムにて見逃し配信

『死にたい夜にかぎって』特別編「あとがき」

TSUTAYAプレミアム 2020年3月31日（火）深夜配信スタート

＜賀来賢人＞

スタイリスト：小林新（UM）

ヘアメイク：西岡達也（Leinwand）

スタイリスト：津野真吾(impiger)

ヘアメイク：Storm（Linx）

（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）