賀来賢人、恋人役の山本舞香に太鼓判 「放送後に話題になる」

ドラマ『死にたい夜にかぎって』(MBS・TBSほか)の特別取材会が行われ、主演の賀来賢人、ヒロイン役を演じた山本舞香が参加した。

賀来賢人 山本舞香

爪切男氏の自叙伝的小説を実写化したドラマ『死にたい夜にかぎって』(MBS・TBSほか)の特別取材会が行われ、主演の賀来賢人、ヒロイン役を演じた山本舞香が参加。ドラマの内容や自身の演じたキャラクターについて語った。


画像をもっと見る

 

■いろんな要素が散りばめられている

「君の笑った顔、虫の裏側に似てるよね。カナブンとかの裏側みたい」。憧れのクラスメイトにそう指摘された少年は、この日を境にうまく笑えなくなった。

本作の主人公・小野浩史(賀来賢人)は幼い頃に母親に捨てられてから、そのあとの人生も女性に振り回され続ける。そんな彼が人生でもっとも愛したのが、6年という時間を一緒に過ごした橋本アスカ(山本舞香)だった。

賀来:いわゆるラブストーリーというわかりやすいものではなく、男と女の話だと思いました。冴えない男と、元気だけど心が強くない女性、全く相反する2人の話なんですけど、そこに何か特別なドラマがあるわけでもないし、わかりやすい事件が起きるわけでもない。


でも、2人のやりとりで泣けたり笑えたり、いろんな要素が散りばめられています。そういう物語をドラマ化するのは、あんまり見たことない作り方だなと思いました。やったことがなかったものでもあるし、じつは一番やりたかったものでもあるんです。


山本:最初にお話をいただいたとき、「今の自分がやるべき作品だ」と思いました。役者の仕事をはじめてから10年目になりますが、こういう役はやったことがなかったし、自分の経験としてやってみたいと思いました。


関連記事:山本舞香、キャリアを重ねて変化した仕事観 「学ぶことがすごく多い」

 

■山本「アスカは難しい役です」

初恋の相手は自転車泥棒、初体験の相手は出会い系サイトで知り合った車椅子の女性。そして、人生で一番愛したアスカは唾を売って生計を立てていた。

彼らがどんな人であるかを知らない人は、浩史とアスカをどうしようもないと思うかもしれない。では、賀来と山本は、そんなふたりをどんな風に捉えているのだろうか。

賀来:うつ病や不安障害を患ったアスカに首を締められたりするんですけど、浩史はそういうディープで暗いこともすごくポジティブに乗り越えていく。「まっ、いっか」と言って。その言葉に、物語の全てが集約されてる気がします。


山本:アスカはすごく明るい子で、まっすぐなんだけど、普通と思ってることが普通じゃない。浩史が頑張ってるのを見て、「ちゃんと仕事をしよう」と頑張るんだけど、それがきっかけでうつ病になってしまう。


浩史と一緒にうつ病を治していこうと思うんだけど、自分を支えてるせいで浩史が苦しんでるんじゃないか、自分と離れた方が幸せになれるんじゃないかと思って、首を締めるんだと私は思います。難しい役です。

次ページ
■自信のなさや不安「人間らしさ」に共感

この記事の画像(5枚)