コロナウイルスの影響から食糧難を恐れ… 生きた魚の保存方法に心配の声
封鎖された町で飼育されている”食料”が話題。
新型コロナウイルスの影響で、未だ街が封鎖されている武漢。今や外出もできない状態のため、食料問題も発生しつつあるようだ。そんな中、独自の発想で食材を”備蓄”する人々が、現地のネットで大きな話題を呼んでいる。
■風呂に生きた魚
中国の旧正月・春節を迎える前に18匹の生きた魚をごちそう用に買った女性が動画サイトに投稿したのは、風呂で生き生きと泳ぐ魚たちの動画。
新型コロナウイルスの影響で街が封鎖されてしまった為、「生きている魚をさばいたほうがきっとおいしい」と思った彼女は、風呂に水をためて魚を生かしておくことに決めたそうだ。
関連記事:中国ジャーナリスト、武漢から動画投稿 現地の状況訴え「中国を助けて」
■お正月のごちそうだったのに…
彼女が武漢に里帰りしたばかりの頃、叔父が家族をもてなそうと購入したこれらの魚。当初、事態がすぐに収まると考えていた家族は、既に何匹か調理してしまったが「後から段々まずいことになったのでこのまま育てようと決めた」と告白。
約3週間が経ち、封鎖が未だ解除されていない現在、残っている魚は5匹。この家族は「冷蔵庫の物を食べつくした後にこれらを食べようと思う」と語っている。