チコちゃんが柿の種のヒミツに迫る 「新潟県民なら常識」と反響
『チコちゃんに叱られる』で柿の種の形のヒミツに迫った。視聴者からは「新潟では常識」と反響。
6日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「柿の種はなぜこの形?」に注目が集まっている。「柿の種」という名前から、つい植物のカキの種を模して作ったものと想像しがちだが、じつはそうではなかった。
■「社長の奥さんのうっかり」
チコちゃんの気になる回答は、「社長の奥さんのうっかり」と多くの視聴者の想像を裏切った。柿の種を生み出した米菓会社の創業者・今井與三郎氏は、さき夫人が手作業であられ作りをしていた。とある時にさき夫人がうっかりあられの金型を踏み潰してしまったという。
踏み潰して歪んだ形になってしまった金型をそのまま使い、あられを作ったことが発端のようだ。
踏み潰された金型で作ったあられは、新潟の「筆柿」という柿の種に似ていることから名付けられたという。さらに「柿の種は商品名のようだが、実はあの形をした米菓の総称である」と付け足した。
形と名前のインパクトが相まって売上を伸ばし、今では国民的なお菓子として定着したと解説した。
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■新潟県民なら常識?
番組での「型を踏み潰したのがはじまり」「筆柿の種と形が似ている」という解説に「踏み潰してはじまったんだ。意外だな」「なんで柿の種って言うか不思議に思ってた。初めて知った」といったコメントがみられた。
一方で「新潟県民ならみんな知ってる」「新潟県民には常識」といった声も。柿の種は新潟発祥ということで、認知度が高いようだ。
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■様々な要因が
今では何も感じることなく食べている柿の種だが、その形は「うっかり金型踏みつけた」というミスが発端で生まれたものだった。定着しているものでも、イチからデザインをして考えられたものだけでなく、こうした偶然の産物もたくさんあるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)