警察に聴取されたN国党・立花孝志代表が会見 「被害者のいない事件」と主張

警視庁の事情聴取を受けたNHKから国民を守る党の立花代表が記者会見。立花節が炸裂した。

2020/03/17 10:00



■威力業務妨害容疑は選挙中の行動

そして、威力業務妨害の背景を説明した。立花代表が桜井市長選挙に立候補していた選挙2日目に、「NHKが反社会勢力とつながっている」と書かれたチラシを当時の上田良一NHK会長の自宅に投函したのだという。

その翌日にNHK側に電話で面会を求めたところ、「折り返し電話します」という返事があったものの連絡が来ないため、選挙カーに乗ってNHKに横付けして、電話でやりとりした。

「NHK前で選挙カーを遣って演説しそれを公開した。それが威力業務妨害にあたる、と。それだけを言われたら、事実を争わない。制限速度60kmのところを65kmで走ったようなものです」と説明する。


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■「反社とつながっている」と主張

立花氏がなぜそのような挙に出たかというと、NHKの元委託先社長が愛知県春日井市や名古屋市の高齢女性3人からキャッシュカード計4枚をだまし取り、ATMで現金計約250万円を引き出して有罪判決が出ているため。当時、NHK名古屋放送局から契約や集金業務を委託されていた。

「NHKは反社会的勢力とつながっているんです。私がいくらそう主張しても訴えてこないのは、事実だからです。上田会長に会って、その問題をなんとかしろと言いたかった」

立花氏とNHKとのバトルロイヤルは今後も続きそうだ。

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(取材・文/France10・及川健二

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