離婚理由になるケースも? 妻よりも低収入を嫌がる男性の割合は…

結婚の大きなポイントともいわれる収入。夫婦間で異なると…

2020/03/25 12:00



■年代で意識に差

配偶者の年収が自分より高いとコンプレックスを感じる人を年代別に見ると傾向が出た。

妻のほうが高年収

最も高かったのは昭和の思想が残る60代で、39.7%に。自分が「家長」という意識が強い年代だけに「配偶者より稼いでいないと、恥ずかしい」と考える人が多い。

一方20代は配偶者の年収が自分より高くてもあまり気にしておらず、コンプレックスを感じる人は17.4%と少ない。相手が高ければ万々歳と感じているのかも。


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■気にしない人の意見は?

「配偶者の年収が自分より高くても気にならない」と話すのは、20代男性のKさんだ。

「世帯年収は高くなるわけですし、自分が会社を辞めても妻が稼いでくれる安心感がある。プライドなどはまったくないので、コンプレックスはありません。むしろそういう人が妻であることが誇らしく思う。コンプレックスを感じる人なんて、もういなんじゃないですか?」


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■コンプレックスを感じるとの声も

一方「気になる」のは、50代のOさん。

「男が家計を支えるものと習ってきたので、嫁のほうが稼ぐなんて負い目を感じる。すべてを尻に敷かれるような気がして、気分も良くない。劣等感を持ってしまうかも」


女性の社会進出が進み、高年収のキャリアウーマンも増加している昨今。「男性が家計を支えるもの」という考えは、過去の産物になっているのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年10月28日~2019年10月30日
対象:全国10代~60代の男性804名 (有効回答数)
男女年収コンプレックス調査昭和配偶者神田沙也加
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