新型コロナで演奏会中止の高嶋ちさ子 豪華すぎる在宅オーケストラで世間を応援
『ザワつく金曜日』でヴァイオリニスト・高嶋ちさ子が在宅オーケストラについて語って…
新型コロナウイルスの蔓延によりイベントや舞台・コンサートなどが軒並み中止・延期となり、多くのアーティストが生活に困窮する事態に陥っている。
10日放送『ザワつく金曜日 一茂良純ちさ子の会』(テレビ朝日系)では、同様に演奏会が中止になったヴァイオリニスト・高嶋ちさ子が、演奏家達のテレワークについて言及。長嶋一茂らを巻き込んだ「在宅オーケストラ」を撮影・披露し、閉塞した環境に苦しむ人々を応援した。
◼演奏家のテレワーク
演奏会が中止になった新日本フィルハーモニー交響楽団の有志が集い、ひとりひとりが自宅でそれぞれのパートを演奏し撮影、それを編集した「在宅オーケストラ」をネットに投稿した。再生回数は約50万回となり、世間の人々の心を癒やしている。
「集まらなくても演奏はできる」、演奏家の常識を覆したこの活動に感銘を受けたちさ子は、早速「高嶋ちさ子with Super Cellists」のメンバーで在宅演奏会を実施。自身の公式You Tubeチャンネルでこれまでに『威風堂々』やZARDの『負けないで』を演奏し、公開してきた。
この日も同番組で動画を紹介、一茂は「感動した。ちさ子ちゃんがいい女に見えた、初めて」と絶賛する。
関連記事:高嶋ちさ子、新型コロナで新たなビジネス? 予想外の内容に「笑った」
◼在宅オーケストラの意義
ちさ子は在宅オーケストラに参加した演奏家らを指し、「コンサートも全部延期になった。暇で、明日食べるものもないぐらいの厳しい状況」だと演奏家らの現状を吐露する。
生音には当然劣るとはいえ、「集まらなきゃいけないって思い込んでいた。完璧なものを届けるのが私達の仕事だと思っていたけど、多少音楽がズレていても心はズレていない」と熱弁。
自身も「新日フィルにスゴイ感動した」と吐露、「自宅で録音しているから音は良くない」としながらも演奏家の想いは視聴者には伝わっているはずと語った。
関連記事:高嶋ちさ子、新型コロナの影響で心変わり 「稼がないで家にいるのは…」
◼視聴者感動
さらに一茂と良純、サバンナ・高橋茂雄もちさ子の在宅オーケストラへの参加を決意。青山学院の先輩である俳優・高橋克典も含めてKANの名曲『愛は勝つ』を演奏、こちらも大きな反響が起きている。
「すごいぐっときた…」「高嶋ちさ子さんの在宅オーケストラすごいなぁ〜」「こんな素晴らしい演奏をタダで聴いて良いのか。めちゃくちゃトリハダ」と多くの感想が寄せられていた。
テレワークの増加、外出自粛を余儀なくされた現状にストレスが溜まっている人は多いだろう。ちさ子は在宅オーケストラでそういった人々を応援した。この素晴らしい演奏で、多くの人の心が少しは癒やされたはずだ。
・合わせて読みたい→高嶋ちさ子、人生で1番苦手なことを告白 「常にテンション高いから…」
(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)