「感染爆発が始まった」 『アッコにおまかせ』専門家の解説に悲鳴
『アッコにおまかせ!』出演の感染症専門家が「オーバーシュート」に言及し、スタジオからは悲鳴が。
12日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)に、長野保健医療大学の特任教授・北村義浩氏が出演。新型コロナウイルスの急速な感染拡大について解説し、ネット上に反響を呼んでいる。
■「大火事が始まった」
番組序盤、テレビなどで再三耳にする「オーバーシュート(感染爆発)」について、「すでに起きているのか」とスタジオメンバーから問われた北村氏。
「もう始まってます」と即答し、「放っておけばどんどん拡がっていくので、対策が必要です」と話す。改めて和田アキ子から「爆発してしまってるんですか」と聞かれると、「爆発始まっちゃいました、って感じですね」と回答。
さらに和田から「爆弾に点火されたようなもんですね」と念押しされると、「そうですね」と頷く。「火事で言うと大火事が始まったっていうこと」と状況を解説すると、スタジオからは「ええ」と一斉に悲鳴が上がった。
関連記事:和田アキ子、『おまかせ』の無観客放送に動揺 視聴者からも「変な空気…」
■接触を8割削減するには?
一方で、「消火できないわけでは、まだない」と話す北村氏。「このまま燃え拡がっては困りますし、我々にはできることを…」と訴えた。
さらに、その「できること」の代表として、「電車、バスの利用は控える」「出勤はしない」「外食は控えてテイクアウトにする」「宅配、出前はドアを挟み会話は最小限に」の4点を挙げる。
これらを国民が一斉に実行できれば、安倍晋三首相が訴える「人との接触の8割削減」を叶えることができる可能性が高い、と話した。