マスクを勝手に渡した息子を注意したら… 「夫のありえない発言」に涙で謝罪
子供が友人に勝手にマスクを渡していたことが発覚。子供を叱ったうえで夫に報告したら…ありえない発言が。夫の発言はモラハラ?
■今回の事例はモラハラ?
屈辱的な言葉を浴びせ、投稿者に謝罪させた夫。投稿には、ユーザーから「モラハラではないのか」との声も寄せられているが、しらベぇ編集部が今回の事案について、弁護士・齋藤健博先生に話を聞くと、「モラハラに該当するでしょう」とコメント。
夫の「養ってもらって普段から家で楽をさせてもらっているのに俺の邪魔をするばかりか、子供に悪影響を与えるダメ嫁の自覚があるのか」という発言についても、「夫婦は扶助義務を負い、双方が協力関係を気付いたうえで家庭を構成していくべきところを、端から人格攻撃をしているように判断されます」と話す。
関連記事:くわばたりえ、子供をお風呂に入れた後の夫の行動に激怒 母親たちは強く共感
■謝罪させるのも強要?
また、投稿者に謝罪を要求したところにも注目。「そもそも、子育てを否定されたと感じるのはもとより、夫と息子に対して謝罪を要求され、現に泣きながら謝罪をさせられているのは、ある意味強要に等しいです」とのこと。
投稿者は「私が悪いのでしょうか?」とつづっているが、齋藤先生は「子育てに自信を失くすのはよくありません」とし、「対等に扱ってもらうのは無理なんでしょうか?」という問いについても、「本来法的には、対等であることを指摘しておきます」とコメント。
齋藤先生が実際に解決した事例では、女性が夫から「働かざる者食うべからず」と非難されて続けていたケースもあったという。
「対等に扱ってもらうのは無理なんでしょうか?」と悩みを訴えるほど追い込まれている投稿者。夫からモラハラを受けていることを自覚し、適切な判断をしてほしい。
・合わせて読みたい→年収400万円の男性が恋人に収入を教えたら… 「思いもよらぬ反応」に困惑
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一 取材協力/齋藤健博弁護士)