『アッコにおまかせ』専門家の解説に動揺拡がる 「来夏の五輪通常開催は0%」
『アッコにおまかせ!』では、来夏に東京五輪が通常開催される可能性について北村義浩が言及。
26日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、長野保健医療大学の特任教授・北村義浩氏が来夏の五輪開催の可能性に言及。その内容が、大きく話題になっている。
■「あり得ません」
新型コロナウイルス感染防止のため、来夏への延期が発表された東京五輪。「選手の肉体維持は大丈夫か」「チケットはどうなるのか」といった声が相次いでいるこの問題だが、一部では「来年にしたところで無理では」との厳しい声も見られる。
こういった声に対し、「(再延期は)絶対ない」と語っている東京五輪・パラリンピック組織委員会・森喜朗会長だが、感染症の専門家はどのように考えているのだろうか。
スタジオで来夏開催の確率について問われた北村氏は「通常開催は0%。あり得ません」と即答。和田アキ子に「生放送で全国ネットで、そんなこと言っちゃって大丈夫ですか?」と迫られるも、自信満々にその理由を解説した。
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■”通常”開催は無理でも…
0%と主張する根拠について、「日本だけよければ実施できるものではないため」と話す北村氏。仮に日本で収束していたところで、世界各国いずれかの国で感染者が出続けている可能性、また第二波、三波の訪れも否定できないため、通常開催は不可能だと考えているようだ。
そのうえで、「無観客なら」「ワクチンが、たとえばアビガンのような治療薬ができれば(普及すれば)、限定的ではあるけどできるかも」とも話す北村氏。いずれにせよ、例年のような盛り上がりは期待できないとの見方は変わらないようだ。