新千歳空港でJALとANAスタッフが団結 「乗客へのメッセージ」に感動広がる
新千歳空港にて、JALとANAのスタッフが東京へ向かう航空機を合同でお見送り。乗客へのメッセージと熱い思いに、感動が広がっている
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全国に緊急事態宣言が発令。暗いニュースが溢れ、誰もが漠然とした不安を抱える中、JAL(日本航空)が公式SNSに投稿した写真に、感動が広がっている。
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■JAL&ANAスタッフが合同お見送り
27日、JALの公式フェイスブックとツイッターが更新され、同日に新千歳空港にて行われた、JALとANA(全日本空輸)スタッフによる「合同お見送り」の様子が公開された。
合同お見送りが実施されたのは、札幌から東京へと向かうJL510便とNH58便。
「緊急事態宣言下でも医療や食糧など、国民の生命、健康、そして社会生活を守るために移動されている
お客さまに」と、航空会社が連携して感謝の気持ちを伝えるため、そして、社会生活を守るために移動する人々を応援したいという新千歳空港スタッフの思いから、この合同お見送りの実施に至ったという。
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■「一緒に頑張ろう」とエール
両社のスタッフが掲げているボードには、「本日もご搭乗ありがとうございます 一緒に頑張ろう!」と感謝の気持ちと力強い応援メッセージが記されている。
また、JALの公式フェイスブック投稿でも「想いは一つ」「このような状況だからこそ、ともに力を合わせて頑張りましょう!」とつづられており、航空会社の垣根を超えて団結する現場の雰囲気が伝わってくるようだ。
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■「空のワンチーム」感動広がる
普段はライバル同士でもある両社が手を取り合う光景に、多くのインターネットユーザーが感動。
投稿のコメント欄には「空のワンチームですね。嬉しく涙止まらんです…頑張れ!!」「JAL&ANA関係者の皆様、日本のインフラを支えるべく日々奮闘頂き、誠にありがとうございます」「ウイルス終息後は、今乗れない分、沢山搭乗させて下さい!! 応援してます!!」など、両社への感謝のメッセージと、熱いエールが書き込まれている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・越野 真由香)