開店前のドラッグストアに並んだ客 どうしてもマスクが必要だった理由
社会的に大問題となった、「マスクを求める人々の行列」。実際に開店前から並んでいたという人に話しを聞いてみた結果…
日本国内で新型コロナウイルスの感染が拡大し、社会的に大問題となったのが、深刻なマスク不足。「3密」を避けなければならない状況で、開店前のドラッグストアに、マスクを求める客が行列を作る光景が問題視された。
■10人に1人が開店前から並んでいた
全国に緊急事態宣言が発令されていた今年4月24日~27日にかけて、しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,880名を対象に、「マスクを買うためにドラッグストアに開店前から並んだことがあるか」意識調査を実施したところ、全体で約1割の人が「開店前から並んだことがある」と回答した。
およそ10人に1人と考えると、決して低い数字ではないと思われる。
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■接客業のため必死だった
実際にマスクを求めてドラッグストアに開店前から並んでいたという50代の女性は、緊急事態宣言下でも営業を継続していた整骨院で働いており、「どうしてもマスクが必要だった」と話す。
小さな個人院であったため、従業員にマスクが支給されることもなく、一時期は院長も自らドラッグストアに開店前から並んでいたこともあったと、切実な状況を明かした。