幼稚園の再開に伴う「園からのお願い」 対応に追われる保護者も…
全国で緊急事態宣言が解除され、幼稚園や保育園でも登園再開の動きが見られる。そうした中、保護者たちが対応に追われている問題が……
25日、安倍晋三首相は、東京都など首都圏の1都3県と北海道の緊急事態宣言の解除を宣言。自治体や施設ごとに対応は分かれるものの、学校や幼稚園、保育園なども再開する動きが目立っている。
喜びや安堵の声の一方で、予定よりも早い登園再開に焦ってしまう保護者も少なくないようだ。
■長い春休みがようやく…
しらべぇ編集部が取材した神奈川県在住の20代女性も、子供が通う認定こども園が「6月より登園が再開されることになった」と話す。
神奈川県には4月7日から緊急事態宣言が発令されていたため、入園式は何度も延期に。このほど、ようやく実施できる見込みだという。
関連記事:保育園登園自粛、母親の通院時は託児可能? 対応のバラつきも話題に
■再開に伴う「各家庭へのお願い」
なお、登園再開後も当面は分散登園となるそうで、園児たちが登園する日数は、6月は週に1日~2日ほどになる予定のようだ。
園から届いたプリントには「各家庭へのお願い」として、園児たちは毎朝の検温と、マスクを着用しての登園、必ず予備のマスクも持たせてほしいとの記載が。登園日は1日に2枚以上マスクが必要になる。
また、水分補給に関しても水筒を持参するなど、細やかな感染予防対策が記されていたという。