久しぶりの電車で… ウイルスと同じくらい恐ろしいモノに不安の声
緊急事態宣言が全面解除となり、久しぶりに電車に乗った人々からは、戸惑いや不安の声が…。
25日、一時期は全国に発令されていた緊急事態宣言が、全面解除となった。徐々に経済活動を再開していこうという動きの中で、久しぶりに電車に乗った人々からは、電車内の光景に困惑する声が上っている。
■ただでさえ不安な電車内
新型コロナウイルス感染症対策として求められている、「ソーシャルディスタンス」。日本国内で感染拡大が始まった当初から、「3密(密閉・密集・密接)」を満たす満員電車には懸念の声があがっていた。
緊急事態宣言の解除に伴い、テレワークから通勤に切り替わる人も見られ、インターネット上には「在宅勤務が終わるー」という嘆きの声とともに、電車に乗らなくてはならない状況に不安の声が続出している。
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■乗客同士が顔色を伺い合うように
しらべぇ編集部の記者が、28日午前10時前に京急久里浜線の上り快特列車に乗車したところ、座席の間隔を空けて座り、ソーシャルディスタンスを守ろうとする乗客が目立っていた。
しかし、ターミナル駅が近づくとそうも言っていられないほどの混雑具合に。次第に座席が埋まり始めると、後から乗車してきた乗客は、まばらに埋まる座席を目前に、キョロキョロと周囲の様子を確認しながら(座っていいのかな)といった様子で困惑。
「乗客同士が顔色を伺い合う」という光景を目の当たりにした。