いまだ新型コロナ感染者なしの会津地方 「赤べこが守ってくれているのかも」
新型コロナ感染者未だゼロの福島県・会津地方。その要因は何なのか。
■アマビエと赤べこ効果で売上が
また、会津地方で、古くから菓子製造販売を手掛ける太郎庵は、発売以来40年ずっと一番人気のふんわりブッセ「会津の天神さまチーズケーキ」に、アマビエと赤べこを印字して販売を始めた。
「アマビエと赤べこで安らぎを感じてもらい、お菓子を通じてなごんでほしい」という想いが、今回の発売のキッカケになったという。
中には、甘さを控えた、塩分が効いたチーズクリームが挟んであり、食べやすく、飽きのこない味となっている。アマビエと赤べこ効果で、売上は、飛躍的に伸びており、オンラインショップには、県内はもとより、関東圏からの注文も入っているそうだ。
希望者には、名刺サイズの「疫病退散イラストカード」も配布中。
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■観光客を会津魂でじっと待つ
今回赤べこが注目されたことで、WEB販売を始めた赤べこ製造・販売業者もいる。しかし、もともとが旅館やお土産店で良く売れていた商品のため、観光客や修学旅行の生徒が、会津の地に戻ってこないと苦しい状況が続く。
地元は、徐々にかつての賑わいが戻ることを、今「会津魂」でじっと待っている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)