梅雨入りも間近 大雨が降ったときに避難すべきタイミングを気象庁が解説
大雨が降って避難が必要なとき、どのような行動を取る必要があるのか。気象庁が動画教材をホームページに掲載した。
■避難のタイミングは?
それでは、どのタイミングで避難を始めるべきか。気象庁は、5段階の警戒レベルのうち「警戒レベル3」は、高齢者や小さな子供など避難に時間がかかる人は避難を開始しすべきで、その他の人は避難準備を始めなければならないと解説する。
また、「警戒レベル4」は、全員が危険な場所から「今すぐ」避難する必要がある段階なのだそう。最終レベルの「警戒レベル5」はすでに災害が発生している状況。避難場所へ行くことも難しい可能性があるため、安全な部屋に逃げるなど「命を守る最善の行動をとる」ことが重要だ。
警戒レベルの発令にあわせ、気象庁が発表する「防災気象情報」も確認しておき、自主的に早めの避難をすることも大切とのこと。
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■自然災害に備えている人は約3割
台風や地震など、自然災害が多いと言われる日本。一体どれほどの人が、いざというときのための準備ができているのだろうか。
しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女1,798名に調査を実施したところ、「地震や台風などの災害に備えている」と回答した人は、わずか33.4%だった。
気象庁のホームページでは、他にも「大雨のときの避難先」「避難にかかる時間」などについて詳しく解説されている。梅雨入りや、台風が発生する時期が近づいている今、災害について見直してみる良い機会かもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1,798名 (有効回答数)