「たいやき」がまさかのマスクに転生 現地には“さらなるお宝”も満載だった
ユニークなマスクを開発し、ネット上で話題となっているたいやき屋『ともえ庵』。しらべぇ編集部が現地へ向かうと…。
■誕生までのウラ話
生地が薄手の白柄マスクが2,800円で、厚手のこげ茶柄が3,200円と少々値は張るが、柄入れなども含めてハンドメイドで製作しているこだわりの逸品のため、適性価格といえるだろう。
ちなみに元々は、「たいやきお手玉」の商品化を企画していたという同店。当時のノウハウが、今回のマスク製作に大きく役立ったのだとか。
また「たいやきマスク」自体も、今回のようなデフォルメされたたいやきではなく、「本物のたいやき」の写真を使用した超リアル志向のデザインを検討していたそう。それはそれで見てみたかった気もする…。
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■「コロナの時期」だからこそのオシャレ
同店のオーナーにマスク誕生の経緯を聞いてみると、「コロナの時期だからこそ明るいことをしたい」という思いが根底にあったという。オーナーは緊急時におけるたいやき屋を「不要不急の存在」と自認しているようだが、「だからこそ世の中のためにできることはないか」と考えて生まれたのが今回のオリジナルマスクだ。
マスクといえば左右対称の形になっているのが通例だが、同商品は「たいやきの形」にこだわったため、左右非対称なのがポイント。かといって使いづらいということは全くなく、左右の紐の長さを変更することでバランスを見事に保っている。
現在は店頭販売のみだが、反響があまりに多かったため、同店では通販サイトも構築中。気になる人は、同店のツイッターを随時チェックしてみてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)