映画『キングダム2』への3つの期待 大ヒットした前作の反省点とは
映画『キングダム2』の制作が発表され期待が高まる。そこで初回作に原作比較の上、深く立ち入り、次回作へのポイントを考察。
■ポイント②:配役
いずれにしても原泰久先生の特長である迫力ある画力を再現する為にも、キャスティングは迫力が重要であり、演技力が問われる。
次回作で重要なキャラクターは、初登場となる人気ナンバーワンキャラクター羌瘣(きょうかい)であり、そして『初陣編』の主役とも言える麃公(ひょうこう)将軍だ。
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■羌瘣の配役は…
演技力がまず問われアクションで配役を決めるべきではないと思われる。元欅坂46の平手友梨奈は演技力も憑依演舞も闇を抱えていそうな表情もぴったり。
しかし、後に正ヒロインとなるべきかわいさと明るさを備える点からして、やはり総合的に広瀬すずがキャスティングされてほしいところだ。
■麃公も重要
「本能派の極致」として活躍する麃公将軍は、いっそう迫力ある演技が求められる。麃公は今後も信の第2の師匠とも言うべき活躍をするので、配役に出し惜しみは一切いらない。重鎮の配役が求められ、まさしく小林薫あたりが妥当だろう。
これら①物語の丁寧な描写と②羌瘣と③麃公のキャスティングが整えば、映画『キングダム』シリーズは伝説の一歩を踏み出すことになると思われる。
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(文/メディア評論家・宮室 信洋)