生々しい不貞まで暴露 週刊誌への不倫リークが罪になる可能性は
自らも不倫に興じておきながら、著名人との不倫関係をリークする女性たち。プライベートな内容を暴露するその行為が、罪に問われる可能性は…
■本件の場合も「余地はある」
本件の場合、どうしても計画的に報復を図ったように思われてしまうので、難しいかもしれません。名誉棄損罪が成立する余地はあるでしょう。
こうした男女関係のもつれから、このようなトラブルになることは多いです。たまたま芸能人であるから身近に感じないかもしれませんが、不倫をしたケースは日常茶飯事にありふれています。
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■一般人の間でもリークはある
関係がもつれたときに、たとえば不倫相手が会社の上司であったとします。この場合に、女性側がじつはセクハラであったと会社側にリークをして、上司のポジションからひきずりおろしたりするために報復をすることもあります。
また、不倫をされて離婚をすることになってしまった人が、不倫相手が幸せになることだけは許せないと言って、会社側に不倫の事実をリークして会社に居づらくさせるケースなどは、本当に後をたちません。
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(文/弁護士・齋藤 健博)