尾木ママ、成人式の講演依頼は「すべて断る」 その理由に共感の声
新型コロナ影響で成人式はどうなる? 「やらなくてもいい」という声も上がる中、尾木ママの発言に多くの反響が
■成人式「ぜひやってあげてほしい」
法政大学名誉教授である尾木氏は、学生たちと接してきた中で「(成人式を)人生の晴れ舞台という感覚でいる子が多い。ふわふわしたアレを付けたがるのよ」と、笑いを誘う。
新成人にとって成人式とは「小学校、中学校時代の友達と会って、ワイワイと盛り上がって、映える写真を撮って……これが嬉しい」と、旧友たちとの再会や、楽しく盛り上がることが醍醐味であり、大切なことであると主張。
「いま、大学なんかも全部シャットアウトして、入学式も卒業式も全部イベントがなくなっちゃって。今年は横浜も、分散型で4回、5回に分けて、ぜひやってあげてほしいというのが僕の立場です」と訴えた。
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■視聴者から共感の声
成人式について、スタジオではやや否定的な意見も上がった中、現代の成人式の本質を突いた尾木氏の発言には、視聴者からも多くの反響が。
「尾木ママいなかったら成人式で必死に準備してきた人をただディスる場になってたと思う」という声や、「成人式の件、尾木ママと意見が一致」「さすが尾木ママ」と、尾木氏の考えに共感する声が目立つ。
中には、感染症対策も重要であるが「成人式をやってあげてほしい」と祈るような声も散見され、現在「検討中」としている自治体の今後の発表も注目される。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)