尾木ママ、成人式の講演依頼は「すべて断る」　その理由に共感の声

9日放送の『とくダネ！』（フジテレビ系）では、新型コロナウイルスの影響を鑑みて、神奈川県横浜市など、来年1月の成人式の中止を決定した自治体が出てきていることを報道。

成人式について様々な意見が上がる中、「尾木ママ」こと教育評論家・尾木直樹氏のコメントに、多くの反響が寄せられている。

 

■コロナ影響で中止する自治体も

来年1月の成人式の対応については、まだ「検討中」としている自治体が多く、対応も自治体によって様々。

横浜市のように中止が決定した地域では、「振り袖のレンタル代や着付け、メイク代がキャンセルできず、数十万円が返金されない」といったケースも紹介された。

来年新成人となる人々からは悲しみの声が相次いでいる中、小倉智昭は「なんで成人式が人生の一大イベントになるの？　僕なんか、これ意味ないと思う、やんなくていいと思うんだけど」とコメント。社会学者の古市憲寿氏は、「成人式だけが晴れ舞台なわけではない」とも指摘する。

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■成人式のオファーは「断っている」

尾木氏は、成人式での講演の依頼が多数寄せられるというが、「依頼はすべて断っている」という。

その理由はまさしく「誰も聞いていないから」であり、成人式の仕事は講演料も良いそうだが「本当に話を伝えようと思ったら、受ける人はいないと思う。それより、アーティストの歌を聴いたほうがずっといい」と話す。