都立高校の「ツーブロック禁止の理由」を都議が質問 教育長の驚愕の回答は…
東京都議会議員の質問がSNS上で大きな反響が。その真相とは…
■肌着や下着の色指定が校則に
日本共産党都議団によると、都立高校191校に校則と生徒指導内規について開示請求を行ったところ、184校から回答があった。その中には、肌着や下着の色の指定などの規定がある学校は少なくとも9校あったという。
具体的には、「ワイシャツの下の肌着は白を着用」や「肌着は白無地」、「アンダーウエアは白の無地とする」など。
このような実態に対して、共産党都議団は「下着の色の指定をはじめ、人権侵害にあたるもの(またその可能性があるもの)については、東京都教育委員会がイニシアチブを発揮して改善する必要がある」としている。
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■生徒・保護者の意見を十分に尊重して
東京都教育委員会は、しらべぇ編集部の取材に対して「校則には生徒が社会的不利益を被らないようにという配慮がある」と話す。
また、「最終的には校長がその学校の実態にあわせて決めていくもの」とした上で、「生徒・保護者の意見を十分に尊重し、時代背景にあったものに変えていく必要もある」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)