夏場のエアコン、“設定温度28℃”は間違いだった 快適に過ごす方法は…
夏場に大活躍するエアコン。温度は何度に設定している? 暑いのに設定温度を28℃にするのは間違いだった。
■「エアコンの設定温度28℃」は間違い
しかし、これは誤った広まり方で、環境省によれば「室温が28℃」が正しい。エアコンの温度を28℃に設定しても、発熱量が大きいOA機器周辺や日射の影響を受ける箇所は、設定温度よりも室温が高くなりがち。当然、その周辺で過ごしていると暑さを感じてしまうはず。
立地や建物の状況、体調面などに気遣い、エアーサーキュレーターや扇風機をうまく活用しながら室内の温度を均一にするとよいだろう。
関連記事:シャープ、真夏日受けエアコンの試運転呼びかけ その「方法」が簡単だった
■快適に過ごすために…
室温を適正温度に保つための工夫だが、ダイキン工業によればエアコンの「自動運転モード」をうまく活用することが大事だという。
室内の温度が設定温度になるまでは最大運転を行ない、その後は送風や風速を弱くするなどして設定温度と同じ温度を保つようにするとよいとのこと。
また、室温が高いと感じるときには、除湿がおすすめ。湿度が低いと体感温度が下がるため、暑い場合は除湿をすると良いようだ。
・合わせて読みたい→ユニクロ、いま本当に買うべき「エアリズム」 マスクだけではなく…
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の男女2,168名(有効回答数)