マツコが語る仕事論 「やりたいこと・できること」どちらをすべきか
仕事をする上で「やりたいこと・できること」のどちらを重視すべき? マツコが持論を語る。
タレントのマツコ・デラックスが27日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演。仕事をするうえで「やりたいこと」「できること」のどちらを優先すべきかについて持論を述べた。
■他人に委ねるのも大切?
番組では、出演者たちが「やりたいこと」「できること」のどちらを選ぶかについてトーク。「どっちも私は違う気がしていて…」と切り出したマツコは、「最初にやる仕事って、望み通りのことができる人もいるけど、大概そんなの無理じゃない?」とし、嫌な仕事でもやっているうちにそれが「できること」として強みになっていくと語る。
自分が望むことと他者が望むことは違うとし、「私もテレビに出て喋るとは思ってなかったけど、色々な他者の人が繋いでくれて今がある」「(他者に)委ねることがすごく大事な気がする。自分の意思はあまり信じすぎないというか…」と体験談を交えて述べた。
関連記事:フワちゃん、超多忙な日々に舞い降りたまさかの仕事 「渡部の仕事があたしに…」
■今後やりたい仕事は…
今やテレビの世界に欠かせない存在のマツコだが、バラエティ番組などの仕事について「今やってることが、物凄いやりたいことかっていったら違うし、どっちかというと皆さんから場所を与えてもらって、できることをしているっていう感覚のほうが近い」とコメント。
今後やりたい仕事も頭には浮かんでいるが、「(今ある仕事を)急に何もかも捨ててそっちに行くとかできなくなってくる、がんじがらめになってくる、歳を取れば取るほどそうなってくる」と葛藤を明かし、「難しいわよね、生きるって」とつぶやいた。
関連記事:有吉&マツコ、2ヶ月ぶりの収録に5月病発症 「まったくやる気出なかった」
■やりたいことを仕事にした人は…
出演者たちの多くは「やりたいこと」を重視しているが、はたして思い通りに仕事をしている人はどれほどいるのだろうか。しらべぇ編集部が全国10〜60代の有職者男女785名に調査したところ、「やりたいことを仕事にしている人の割合」は32.5%という結果に。
一方で、過去の調査では3割が「好きなことを仕事にしてしまうと、楽しめなくなると思う」とも回答。また、4割が「仕事はお金のために我慢すること」とも答えており、仕事に関する価値観は様々のようだ。
・合わせて読みたい→マツコ、昭和時代は「夢や希望があった」 働き方や価値観を振り返る
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の男女785名(有効回答数)