古市氏、日大ラグビー部暴行問題に苦言 「学生への謝罪が一言もない」
日大ラグビー部の元ヘッドコーチの男が、部員たちに暴行を繰り返していた問題。古市憲寿氏が、生放送で大学側の対応に苦言を呈した
6日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、日本大学ラグビー部の元ヘッドコーチが、部員の頭に爪楊枝を刺すなどの暴行を繰り返していた問題について報道。
社会学者の古市憲寿氏は、5日に発表された日大ラグビー部の声明文の内容についても苦言を呈した。
■公式ページで声明を発表
ラグビー部の部長を務める松戸歯学部の平山聡司教授は5日、公式ページに「お騒がせしましたことを心よりお詫び申し上げます」と声明を発表。
元ヘッドコーチによる「部員への飲酒の強要」「頭に爪楊枝を刺す」といった暴行問題については、部員からの申し出によって判明したとし、その後聞き取り調査を行なった結果、元ヘッドコーチについては「退任に値すると部長と監督で判断した」としている。
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■学生への謝罪が一言もない
報道を受けて、小倉智昭は「私の周辺にも日大の運動部の出身者けっこう多いんですが」とし、「一様に口を揃えて言うのは日大はこういう話ばっかり出てくるんで悲しいし、肩身狭いよなって」と思わず嘆き。
古市氏は、声明文の内容に着目し「世間をお騒がせして申し訳ないって書き方をしているけれども、学生への謝罪が一言もない」と苦言。
「日大は『学生ファースト』というのを掲げると言っていたにも関わらず、それが全然徹底されていないことに関して、日大のスポーツ関係の部署は一体何をやっていたんだろうなってどうしても思ってしまいます」と厳しく指摘した。
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■「酒の問題ではない」と反響
報道されている元ヘッドコーチによる部員への暴行は、酒の席で起きた事案が多かったことから、スタジオでは「酒癖が悪かったのではないか」との意見も。
しかし、視聴者からは「古市さんしかまともな話してない 仲の良い部員でお酒の場だからヘラ当てて火傷させるの…?」「まともコメントが古市さんだけだったような…」と、決して酒の問題ではなく、事実を重く受け止めるべきだという声が目立っている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)