島根のサッカー強豪校関連で新型コロナ93名陽性 全校生徒310名PCR検査実施へ
立正大学淞南高等学校でクラスター発生。今後全校生徒310名のPCR検査実施予定
■感染防止を徹底したうえで遠征を実施
立正大学淞南高等学校サッカー部は、全国高校サッカー選手権島根県大会で4年連続優勝中の強豪。7月23日から25日まで大阪府内、8月3日、4日の両日は鳥取県内、4日から6日までは香川県に遠征していた。
この点について、教頭は「インターハイが中止になってしまい、選手のモチベーションなどさまざまなことを実施直前まで考慮した。移動は、マイクロバスを使用し、手洗いや消毒など感染防止策を徹底し、知り合いのところに泊まるなど、不特定多数の人達と接することを極力避けた」と話す。
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■高校はホームページ上におわびを掲載
また、高校は10日ホームページ上に、「この度は、本校サッカー部の寮におきまして、新型コロナウイルス感染症の大きな集団感染を起こしてしまい、島根県民の皆様、松江市民の皆様、寮や学校周辺の皆様、学校支援者の皆様、何より大切な生徒諸君、その大切なお子様をお預けいただいている保護者の皆様に多大なるご心配ご迷惑をお掛けする事態を招いてしまい、心より深くお詫び申し上げます」との声明を掲載。
「これから関係機関のご指導をいただきながら感染拡大防止と、感染者の一日でも早い回復のために全力で取り組んでまいります。今後も本校に対して、変わらぬご理解とご協力を賜りますように宜しくお願い申し上げます」と述べている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)